ハイチから戻ってきた中国国際救援隊医療チームが27日午後、CRI中国国際放送局を訪れ、取材を受けました。

　中国国際救援隊はハイチ大地震の発生後、直ちに被災地に駆けつけました。最初にハイチに到着した国際救援隊の１つです。救助員、医療スタッフ、地震専門家などからなっており、そのうち、医療チームの15人が武装警察総病院の医療関係者です。医療チームは被災地で医療所を設立し、巡回診察、心理ケア、衛生防疫など行うとともに、被災者の集中する地域では消毒剤をまき、衛生防疫知識の普及に努めました。10数日間で、医療チームは500人の重傷者を含む2500人以上の負傷者を手当てしました。中国国際救援隊はハイチ政府と地元住民の歓迎を受けたほか、国連のパン・ギムン事務総長にも高く評価されました。

　中国国際救援隊は27日朝、救助活動を無事終え、北京に戻りました。

　なお、中国医療防疫救援隊の隊員40人が現在もハイチで人道支援にあたっています。（Katsu/田中）