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中国仏教寺院、臘八粥を無料でふるまう

2010-01-22 15:56:02     cri    

 暦の上では旧暦の12月8日が伝統的な祝日の臘八節です。今日この臘八節に当たって、中国各地の仏教寺院では「臘八粥」を無料で住民にふるまっています。

 600年余りの歴史を持つ北京広化寺では、例年のように、朝早くから寺院の入り口で、無病息災を象徴する暖かくておいしいおかゆ「臘八粥」を食べたい人が待っていました。寺院の弟子李さんは「寺院の作った臘八粥の食材は、豆や米、棗など18種類の穀物と果物の種からなっている。昨日午後3時から今朝6時まで、50キロぐらいの食材を使って、16釜のおかゆを炊いた」と話しました。

 そして、然道法師の話では、仏教の開祖釈迦牟尼様は師走の8日に悟って成仏したのだそうです。寺院が臘八粥を住民にふるまうのは釈迦様を記念するだけではなく、さらに、仏教の布施の伝統を体現しています。然道法師は「過去、寒い冬の日に、多くの寺院は倉庫から豆や米を出して、おかゆを炊いて、参拝者や貧しい人に食べさせた。今では、人々の生活は豊かになり、臘八粥を食べるのはめでたい伝統となって来た。多くの人は寺院が作った臘八粥を食べるために、朝3、4時ごろから寺院の入り口に並んでいる。非常にめでたく、よい運が運ばれてくると信じている」と話しました。

 広化寺は臘八粥をふるまった後、幸福を祈る法会を行います。

 また、河南省の少林寺、蘇州の寒山寺、杭州の霊隠寺などでも今日は市民に臘八粥をふるまいました。(翻訳:トウエンカ)

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