中国の慈善団体「壹基金」が14日、中国赤十字総会を通じてハイチの震災地に10万ドルの義捐金捐を寄付したことをきっかけに、中国各界は救助活動を繰り広げられています。

　また15日には「騰訊公益慈善基金」が、ハイチに20万ドルを寄付しました。そして「アリババグループ」は17日、200万人民元の義援金を寄付したほか、そのウェブサイトwww.alibaba.comを通じて世界の4500万の登録企業に救助活動に参加するよう呼びかけ、また、ウェブサイト「taobao」に募金ページを設け、これを通じて1億4500万の登録ユーザーに募金活動を呼びかけました。

　このほか四川大地震の再建プロジェクト実施グループ「アハ州チャン族女性就職助成センター」も、3つの県のおよそ8000人の女性を代表して義捐金8万人民元をハイチに寄付しています。

　世論は、2008年の四川大地震により中国人は家や家族を失う悲しさを知り、また世界からの配慮と支援を感じ取ったので、中国人なら誰でも震災地を支援する気持ちになるだろうと見ています。（翻訳：ヒガシ）