中国の国際救援隊がハイチに到着したことを受け、国内のメディアはその救援活動などに大きく注目しています。

　北京の新聞「新京報」は「唐山大地震や四川大地震などにより甚大な被害を受けた中国は、地震発生後の悲惨な状態を知り尽くしていることから、ハイチに即時に救助チームを派遣した。われわれは、救助活動は時間との戦いであること、また、大きな自然災害は社会をこのように傷つけるものだということを痛感した」と書いています。

　河北省の新聞「燕趙都市報」は「四川大地震で中国は多くの外国の政府と国民の救援を受けた。このことを通じてわれわれは苦しんでいる人々への配慮、それに被災者への温情の重要さをつくづくと感じ取ることができる」としています。（ジョウ）