中国国務院台湾事務弁公室の楊毅報道官は、13日に北京で「どんな国であっても台湾への武器輸出に反対するという中国の立場は一貫している」と述べました。

　アメリカがこのほど、パトリオット・ミサイル防衛システムなどを台湾に輸出すると発表しました。これに対して中国の外務省と国防省は、断固として反対すると何回も表明しました。

　楊毅報道官は、「アメリカが中米間の三つの共同コミュニケの精神と原則を守り、慎重かつ適切に台湾に関する問題に対応するよう」と要求しています。また、「台湾が両岸関係の平和的な局面を大切にし、両岸関係の改善に役立つことをしてほしい」と語りました。（翻訳：任春生　チェッカー：村田）