アメリカのクリントン国務長官は11日、米日関係は在日米軍基地移設という具体的な問題に影響されるべきではないとの考えを示しました。

　クリントン国務長官はこの日、日本の岡田克也外相と会談するためハワイに向かいましたが、米のマスコミによりますと、ワシントンからハワイに向かう途中、クリントン国務長官は、岡田外相との会談は米日同盟の重要性を強調するためで、この同盟は「いかなる具体的問題より重要だ」と強調しました。

　岡田外相との会談のほか、クリントン国務長官はハワイでアメリカのアジア太平洋安全政策について談話を発表する予定です。（翻訳：ヒガシ）