国防省報道事務局が8日明らかにしたところによりますと、中国とインドの第三回国防安全保障協議が6日北京で行われました。
協議では中国人民解放軍の馬暁天副総参謀長とインドのプラディープ・クマール(Pradip Kumar)国防秘書が両国関係やこの地域の安全情勢、国防政策、両国軍隊の協力などについて率直に意見を交わし、一部の分野で共通の認識に達しました。
席上、中国側はインド側の少数の指導者による無責任な言論及び一部のメディアによる事実にそぐわない報道について「双方は中印関係の健全な発展にプラスとなるよう物事を運び、両国関係の発展に良好な雰囲気を作るべきだ」と述べました。これに対しインド側は、「これらの言論と事実にそぐわない報道を是非をはっきりさせていく」と表明し、両国の友好関係を強化していくことを希望しました。
双方は、「2010年は中印両国の国交樹立60周年であり、両国は『インド年』、『中国年』という祝賀イベントを行い、良好な発展環境を作るために共に努力していく。そして、相互信頼と協力を強化し、地域と世界の平和と安定に寄与していくべきだ」と強調し合いました。(翻訳:トウエンカ)
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