中国全人代常務委員会予算活動委員会の高強主任は9日、北京で、「金融危機を背景に、今年の中国の国防費の伸びは合理的なもので、外部はこれを憂慮する必要はない」と語りました。
高強主任はこの日、記者からの質問に答えた際、「2009年の中国の国防予算は14.9%伸びたものの、その総予算と増加額は西側諸国よりは遥かに低いものだ。このほか、中国の今年の国家総予算の中、国防支出の伸び率は社会保障、農業、医療衛生などの重点分野の支出よりは低いレベルにある」と指摘しました。
高強主任はまた、「中国の国防費の伸びは、主として、軍人の待遇の改善、軍隊のレスキューや災害救援装備の改善及び関連の研修に当たっている。このほか、四川大地震で被害をこうむった軍隊のインフラの再整備や老朽した設備の入れ替えにも使われる予定だ」と明らかにしました。(翻訳:Yan、チェック:大澤)
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