アメリカのオバマ大統領は7日、ホワイトハウスの記者会見で、米航空機の爆破テロ未遂事件に関する調査結果を公表した上で、安全措置を強化することを発表しました。
そのなかで、オバマ大統領はテロとの闘いについて、「『9・11』事件によるアメリカ人の犠牲者は3000人に達した。その後も、テロ事件は後を絶たない。アメリカの安全を守るため、現在、イエメンなど国内外でアルカイダの壊滅に全力を挙げている。すでに効果が見えつつあり、アルカイダの中枢は弱体化している」と述べました。その上で、今後も同盟国と協力し、テロ対策を継続していく姿勢を強調しました。
さらに、この記者会見では、同席した国土安全保障およびテロ対策担当のジョン・ブレナン大統領補佐官とナポリターノ米合衆国国土安全保障長官から、具体的な措置が発表されました。
また、アメリカの上院はこの日、テロ対策の情報に関する公聴会を20日に開き、オバマ政権の国土安全保障と情報関係部門の責任者の出席を求めました。(万、田中)
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