アメリカのオバマ大統領はホワイトハウスで7日、米航空機の爆破テロ未遂事件に関する調査結果を公表した上で、この事件の責任は自らにあるとの立場を表明しました。
そのなかで、オバマ大統領は、「調査結果から見て、今回の事件は個人や関連機関の責任ではなく、(テロ監視)制度の失敗である。大統領である私に責任がある」と述べました。
さらに、今回の事件により明らかとなったアメリカ情報機関の欠陥として、①「アラビア半島のアルカイダ」に関する情報を事前に把握していながら、その情報を重く見て、本格的な捜査を行わなかったこと、②情報の正しい分析ができていなかったこと、③テロリストと疑われる人物に対する監視体制があまく、搭乗ブラックリストに落とし穴があったこと-の3つの点を指摘しました。(万、田中)
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