中国商務省公平貿易局の責任者は31日談話を発表し、「アメリカ側は金融危機の影響を考慮にいれず、中国製油井管がアメリカの鉄鋼産業に損害を与えていると認定したことは、誤ったやり方だ。アメリカ国際貿易委員会(ITC)が中国製油井管の輸入に相殺関税を課すことについて強い不満と反対をする」と述べました。
2008年のアメリカの同製品輸入額は、前年比3倍強の約28億ドル(約2500億円)に上っており、対中国の反ダンピング措置の対象としては過去最高額となります。
この責任者はまた、「現在、国際原油価格と天然ガス価格がそれぞれ上がっているため、油井管の市場需要は徐々に増えていくだろう。中国製油井管の輸出はアメリカ国内の鉄鋼産業に損害を与えない。アメリカ側は事実を正視し、誤ったやり方を是正し、公平、公正、合理的な採決を下し、実際の行動で保護貿易主義反対の公約を実践すべきだ」と述べました。(翻訳:ooeieiチェック:村田)
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