ネパールのマダブ・クマール・ネパール首相は28日北京で、「ネパールは一貫して『一つの中国』という政策を堅持している。チベットも台湾も中国領土の一部であり、ネパール政府はネパールの領土でのいかなる反中国活動にも反対し、今後ともこの原則を保っていく」と語りました。

　これはネパール首相が28日、中国駐在ネパール大使館で行われた歓迎レセプションで述べたものです。ネパール首相は、「インフラ施設の建設において、中国政府はネパールに多大な支援と協力を提供した。これに対し、ネパール政府と国民は深く感謝している。今後も中国側と共に、交通、エネルギー、貿易、観光などの面での交流と協力を強め、両国国民の友好関係を絶えず深めていきたい」と語りました。

　ネパール首相は中国の温家宝首相の招きに応じて、26日から中国を公式訪問しており、31日に帰国する予定です。（12/28　翻訳者：Lin　チェッカー：吉野）