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中国今年の就職状況、基本的に安定

2009-12-25 15:12:24     cri    





















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 中国国務院は24日、全人代・全国人民代表大会常務委員会に就職と再就職を促進させる活動状況報告書を提出しました。

 この報告書によりますと、今年に入って、就職を拡大する政府の一連の政策が効果的に実施され、就職情勢が基本的に安定し、予測より好ましいものになっています。

 中国社会では、「蟻族」という階層がより注目されています。「蟻族」という言葉は「蟻族―大卒者の居住村実録』という本の作者廉思賀氏の用いた言葉です。廉さんは「蟻族とは収入が極めて少ない大卒者のことで、収入は平均して1ヶ月1956元ぐらいで、支出は1500元ぐらい、残りはほとんどなく、居住環境も悪く、居住面積は1人当たり平均して約10平方メートルだ」と語りました。

 蟻族の困難な状況には、日増しに深刻になってきた中国の就職難の問題が反映されています。就業は中国社会の難題となっています。今回の国際金融危機は中国経済と就業に重大な影響をもたらしました。都市部の失業率は去年第4四半期に入って、0.3ポイント上昇し、4.3%に達し、失業者数は915万人に上りました。

 これに対し、中国政府は就業を促進させる一連の政策と措置を講じ、就業問題を非常に重要な位置にすえています。これらの措置には、内需拡大と結びつけて経済を発展させながら、就業を促進させること。企業の負担を減らし、現有の雇用者数を維持すること。新しく創業することを奨励する政策を強化すること。大卒者や農民労働者の就職を統一的に配置し、職業訓練を強化するなどが含まれています。同時に、420億元の就業支援金を拠出しました。これは去年より66.7%増加しています。

 24日、尹蔚民中国人力資源社会保障相は「今年に入って、就業を安定し拡大させる一連の政策が効果的に実施され、就業情勢がほぼ安定し、予測よりよくなっている。世界的な就職難の情勢の下、これは非常に得がたいこと」と述べました。

 就職と再就職を促進させる活動状況報告書によりますと、今年1月から11月まで都市部の雇用増加率は113%、再就職率は96%に達しました。9月末までの失業率は4.3%で前の2つの四半期とほぼ同じ水準でした。

 尹蔚民人力資源社会保障相はさらに、「就業拡大の発展戦略と創業拡大による就業促進の方針を堅持し、就業拡大と安定的な就業を保障し、大卒者や農民労働者、困難な人々の就業を重点にしていく」と述べました。(翻訳:トウエンカ)

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