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習近平副主席、鳩山首相と会談(更新)

2009-12-14 22:09:03     cri    

 日本を訪問している中国の習近平国家副主席は14日午後東京で日本の鳩山由紀夫首相と会談を行いました。双方は中日関係や共に関心を寄せる国際問題や地域問題について意見を交わし、多くの共通認識に達しました。

 会談の中で、習近平副主席は「中国政府と指導部は中日関係を外交戦略の重要な位置に置き、中日友好政策を堅持している。台湾問題、チベット問題、新疆問題など、中国の中心となる利益や領土・主権の保全に関わる問題について、中国と日本は友好的な隣国として、互いの中心となる利益を尊重すべきだ。歴史問題について、双方は『歴史を鑑に、未来に向かう』原則を堅持すべきだ。中国は鳩山首相のこの問題における立場を賞賛している」と語りました。

 習近平副主席はさらに、「中国は日本と共に、国際金融危機に対応して協力を行い、政策対話や協調を強めたい」と述べ、「中日両国は対話と交流を促し、アジア協力、特に東アジア共同体プロセスにおける協力を強め、補い合いながら、互恵協力を進め、アジアの協力発展においてリーダーシップを発揮し、アジアの平和と発展に寄与すべきだ」と述べました。

 これに対し、鳩山首相は、「習近平副主席の訪日は日中関係の発展に重要な意義を持つ。日本は歴史を正視する勇気を持ち、未来志向で日中関係を発展させたい」と述べ、「台湾問題では中国側の立場を尊重し、チベット問題は中国の内政だ」と重ねて表明し、日中双方は環境保護や気候変動への対応でさらに協力すべきだとの考えを示しました。(12/14 翻訳者:Lin チェッカー:畠山)

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