中国・ルーマニア経済貿易フォーラムならびに企業家商談会が19日、ルーマニアの首都・ブカレストで行われました。ルーマニア公式訪問中の習近平中国国家副主席とルーマニアのエミル・ボック代理首相が出席し、それぞれ談話を発表しました。双方は、実務レベルの協力を深め、全面的な友好協力関係を絶えず充実させていく必要を一致して表しました。

　習近平副主席は、「目下、両国経済はいずれも高度成長の重要な時期にあり、互恵協力を拡大する内なる原動力が強い。双方は一層チャンスを拡大させ、共通認識を深め、両国の全面的パートナーシップを絶えず充実させ、それを豊かにしていく必要がある」と話しました。

　ボック大統領はこれに対して、「両国は中小企業同士の協力を強め、工業、企業の生産と販売における密接なパートナーシップを推し進めていく。地方政府レベルの協力を保って、経済貿易代表団を相互派遣し、ルーマニアの貿易赤字を減らす新しいルートを模索する必要がある」と話しました。（翻訳：Yan、畠沢）