14日付の「人民日報」は、楊潔チ外相へのインタビューを掲載。その中で、楊外相は今年の中国外交活動の進展を振り返り、また来年の外交ビジョンを描いています。
楊外相は「今年、様々なサミットの開催は中国外交の重要な場となった。胡錦涛主席がG20ロンドンサミットやピッツバーグサミットに出席し、世界経済の回復、経済体制の改革などについて力強い発言をした。また、国際金融監督の強化や低炭素経済の発展、保護貿易反対など重要な問題において、中国は重要な役割を果たした。気候変動問題で実務的かつ前向きな立場を示したのは、責任を持つという中国のイメージを十分に示し、国際社会に高く評価されている」と述べました。
楊外相はさらに2010年を展望し「来年、国際情勢は全般的に安定になる傾向にあるものの、新しい問題、新しい課題も多く抱えている」として、国際経済・金融協力に積極的に参加し、保護貿易に強く反対し、世界経済の回復の勢いを保っていく、という中国政府の姿勢を示しました。(翻訳:ZHL)
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