第5回東アジア競技大会の開会式が5日夜、香港のビクトリア湾の畔にある文化センター露天広場で行われ、中国本土、朝鮮、香港、日本、韓国、マカオ、モンゴル、中華台北、グアム島の9つの国と地域の代表団が参加しました。

　開会式では文芸公演と花火大会が行われ、中国の劉延東国務委員が開催を宣告しました。また、国際オリンピック委員会のロゲ会長も出席しました。

劉延東国務委員

　香港特別行政区の曾蔭権長官は挨拶の中で、「第5回東アジア競技大会は香港がホストとして主催する初の国際的な総合競技大会である。これは香港のスポーツ事業の新たな一ページとなるだろう。競技大会には9つの国と地域から2300人の選手が参加しているが、試合を通じて、文化の多様化を促進し、友情を結び、競技の中で不屈の精神を発揚させていく。選手たちがすばらしい成績を挙げるよう期待している」と述べました。

　この日午前、香港のBMX (バイシクルモトクロス)の名将スティーブン・ウォン（ Steven Wong）は一枚目の金メダルを獲得しました。

　この日の試合で、中国チームは金メダル2個、銀メダル1個、銅メダル3個で一位を占め、中国香港チームは金2個、銀1個、銅1個で2位、韓国チームは金2個、銀1個で3位となりました。

　引き続き６日には、金メダル36個をめぐる争奪戦が行われています。

　今回の競技大会には、22項目、262個の金メダルが設けられており、大会は13日に終了します。（翻訳：トウエンカ）