前香港中文大学長で中国系アメリカ人科学者の高錕氏が2009年度のノーベル物理学賞を受賞したことについて、香港の各メディア、紙面を大きく割いて報道しています。
「大公報」は「香港にとって素晴らしいニュースだ。光栄と喜びと興奮を感じている」と報じています。
また「香港商報」は、「香港で教育を受け、長らく香港で仕事をされた高氏は、香港が育てた科学者と言えよう。高氏の業績は香港の教育の発展や科学レベルの向上、知識経済の発展に大きな啓発をもたらすものだ」と評価しています。
さらに「文匯報」は、「21世紀は知識経済の世紀であり、競争はすでに人材と科学技術の競争となっている。香港は教育や科学技術への投資を増やすべきだ」と呼びかけています。
「星島日報」は「今回の受賞を契機に、高氏の理念に基づき、企業と社会に利益をもたらし、かつ人々の生活の改善に役立つよう、香港は企業と学術機構の連携を促し、研究成果の産業化を推し進めていくことが必要だ」と強調しています。(閣)
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