中国は、来年3月1日から、外国の企業や個人による中国での協力企業設置に関する「管理法」を実施しますが、これによって先進的な技術や管理経験を有する外国企業または個人の大陸での協力企業設置が奨励され、中国は、これを通じて中国の現代化したサービス業など産業の発展が促されることを目指しています。

　この協力企業とは、二社以上の外国企業や二つ以上の個人が設置する協力企業、または外国企業または個人と中国の自然人、法人とその他機関が大陸で設置する協力企業のことです。

　それによりますと、外国の企業または個人が大陸で設置した協力企業のその合法的な権利は法律によって保護されます。しかし、これら企業は「中華人民共和国合弁企業法」および関連法律や行政的な法規と規定、それに関連の海外企業の投資についての産業政策を守らなければなりません。

　なお、香港特別行政区、マカオ特別行政区、それに台湾地区の企業または個人の大陸での協力企業設置でも、この「管理法」を参照とします。（朱丹陽）