カザフスタンのアドルべコフ中国駐在大使は10日北京で、メディアに対し、「ここ数年、上海協力機構の協力範囲が絶えず拡大し、すでに実質的なレベルアップを実現した」と評価しました。
アドルべコフ中国駐在大使は、「上海協力機構の加盟国は国境線問題を解決し、政治や軍事分野で相互理解を実現した。現在、金融、経済、貿易、文化、人的交流、環境保護などの分野に重点を移している。また、上海協力機構の加盟国は、テロリズム、分裂主義、極端主義、麻薬などの共同取締りおよび情報安全の保障の面で一連の政府間協定に調印した」と述べました。
さらに「安定した予測可能な貿易と投資条件を作り、エネルギーと食糧安全を確保し、税関への監督と衛生分野における協力を強化することなどを、機構の今後の発展の重点に置くべきだ」との考えを示しました。(翻訳:洋 チェック:大澤)
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