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世界エイズデー 感染者・患者への差別解消を提唱

2009-12-02 17:22:36     cri    





















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 12月1日は世界エイズデーです。

 これに当たり、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は「感染者と患者の人権が十分に擁護されていれば、エイズの予防治療、ケア、支援、サービスなどの普及が実現できる。感染者と患者への差別と偏見の解消と、女性と女児への暴力を廃絶し、人々がHIV関連の情報とサービスを受けられる様にするべきである。しかし、多くの国ではHIV感染者などへの制度化差別が存在している。商業的性行為、薬物使用者、男性同士の性行為を差別することは感染の拡大を誘発し、効果的な予防措置の実施を困難にさせた」と指摘しました。

 また、国連合同エイズ計画(UNAIDS)のミシェル・シディベ事務局長は南アフリカのズマ大統領と会見し、「人権問題はエイズの予防治療の普及を阻害している」と指摘しました。

 2007年の統計によりますと、南アフリカのHIV感染者は世界一の570万人に上っています。

 また、サハラ以南のアフリカ諸国でのHIV感染者は世界中の感染者の3分の2を占めており、2008年のエイズによる死亡者の75%はこの地域の人々です。

 これを受け、南アフリカ政府は、2011年までに、HIV感染者の新たな増加を半減させ、治療の普及率を80%に高める目標を打ち立てています。

 国連開発計画のヘレン・クラーク事務局長は「これまでの5年間、途上国で400万人以上がエイズに関連する必要な医療サービスを受け、およそ300万人の生命が延命された。また、2001年以来、新たなHIV感染者の増加は17%減少し、貧困層を対象としたエイズの予防治療も拡大され、治療法と予防治療薬の価格も引き下げられた。しかし、感染リスクの最も高い人々に対し、予防治療計画は十分に達成できていない。そして多くの地域では女児と女性の権利保障が推進されておらず、同性愛者への差別と薬物使用者への拒絶で世界のエイズ予防治療事業の推進は困難となっている」と指摘しました。(ジョウ&丹羽)

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