中国外務省の秦剛報道官は、1日北京で「IAEA・国際原子力機関が最近イラン核問題に関する決議を採択した目的は、対話と交渉のプロセスをいち早くスタートさせることにある。関係方面が外交努力を通じてイラン核問題を全面的に解決するよう期待している」と述べました。
11月27日ウィーンで開かれたIAEA理事会会議では関連決議が採択されました。この決議によってイラン政府がその核計画に関するすべての疑問を明らかにすることが要求されました。
これに対して、秦剛報道官は「中国はこの決議に賛成した。イラン核問題において中国の立場は一貫している。中国は国際社会の核拡散防止体制を維持し、対話と交渉によるイラン核問題の解決を主張するとともに、問題解決の前提は中東地域の平和と安定を維持することにある」と述べました。(翻訳:任春生 チェカー:金井)
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