アメリカ通商代表部のカーク通商代表はジュネーブで30日、「2010年にＷＴＯ・世界貿易機関のドーハラウンド交渉を終了することが可能である」と述べました。

　カーク代表はこの日、ＷＴＯ第7回閣僚級会議で発言した際、「世界経済にはドーハラウンド交渉による成果が必要である。これは、加盟国の農産物や工業製品、サービス市場の一層の開放を促進し、新しい貿易チャンスをもたらし、世界経済の成長を推進することになる。世界経済が回復し始める際、貿易は世界的な繁栄を回復させる重要な役割を果たすことができる、また果たすべきだ」と述べました。（翻訳：玉華　チェック：村田）