賈慶林議長は、「中国とブラジルが重要な新興大国として、両国の実務協力を一段と強化することは両国の根本的な利益に合致するだけではなく、南南協力と世界経済発展の推進にプラスとなる」と述べました。賈慶林議長はまた、両国関係の発展について3つの提案を出しました。第1は、戦略的な立場に立って、政治信頼を強化し、即時に両国関係における重要な問題および世界問題について意見を交換し、戦略的協力を一段と推進していくこと。第2は長期にわたって、各分野における実務的な協力を強化し、科学技術の面で、互いに補いあい、潜在力を絶えず引き出し、新たな科学技術協力プロジェクトを模索していく。第3は世界平和と発展を維持するため、国際実務において、協調と協力を強化し、気候変動問題での立場を引き続き協調、コペンハーゲン会議が発展途上国にプラス成果をもたらすことを推進していくことです。
これに対し、テーメル下院議長は「ブラジル議院は中国との関係を一段と強化していく。両国は気候変動問題で幅広い共通の利益があり、連携と強調を強め、発展途上国の利益を共に維持していく」と述べました。また、ブラジルが2016年オリンピック開催権を獲得した話に触れ、北京オリンピックの成功に学ぶと希望しました。(翻訳:トウエンカ)
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