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ブラジル、汚染排出削減目標の押し付けに反対

2009-07-10 15:25:20     cri    

 ブラジル外務省の報道官は9日、「先進国は気候変動を抑える約束を真剣に履行し、より多くの責任を担うべきだ。排出削減の目標を発展途上国に押し付けることは、途上国の発展や、貧困の撲滅に差し支えることになる」と明らかにしました。

 この報道官はまた、「イタリアで開かれているG8サミットで、先進国は2050年までに、80%以上の有害ガスの排出を削減する目標を発表した一方、他の国は2050年までに50%の排出削減を実現するよう求めた。これは先進国が排出削減の問題を発展途上国に押し付けることになり、年末にデンマークの首都コペンハーゲンで開かれる国連気候大会で策定する予定の2012年から2020年までの排出削減の計画に影響を与えるだろう」と述べました。

 この報道官はさらに、「先進国は自らの歴史的な責任を意識すべきだ。発展途上国にとって、排出削減は先進国よりずっと難しい。途上国にとって、貧困撲滅や発展問題は主要任務だ。様々な困難に直面しているものの、ブラジルは排出削減のために努力していく」と語りました。(07/10 翻訳者:Lin チェッカー:吉田)

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