二日間にわたって北京で開かれていた第2回中国サービス貿易大会が25日、閉幕しました。この大会の参加者たちは、サービス貿易を発展させることは世界経済を回復させる原動力だという認識を示しました。中国の陳徳銘商務相はこの会議で、「今後5年間中国は、サービス貿易の輸入額が1兆ドルに達し、世界各国のサービス貿易に巨大なビジネスチャンスをもたらすことになる」と述べました。
WTO・世界貿易機関、世界銀行、UNCTAD・国連貿易開発会議、OECD・経済協力開発機構、これら世界で最も権威のある機構がこの会議に出席しました。この四つの金融機構は「サービス貿易はそれ自体の特質上、世界金融危機による影響がそれほど深刻でなかった。さらにその発展は世界金融危機への対応や経済回復を促す原動力になる」との考えを示しました。
これについて、世界貿易機関のアレハンドロ副総幹事長は、WTOの統計によりますと、2008年全世界のサービス貿易の輸出額は3兆7000億ドルで、2007年に比べて11%増えました。
「今回の金融危機で、サービス業は貨物貿易に比べてその被害がずっと小さかった。金融業、交通業それに観光業が金融危機発生当初に大きく影響を受けたが、そのほかのサービス業は各国の国内経済および国際サービス貿易で相変わらず良好な勢いで伸びつつある。事実が証明しているように、経済低迷期にサービス業の回復速度はほかの業界より速かった」と述べました。
また、世界銀行のトマス副総裁は貨物貿易よりサービス業の回復速度が速かった原因について、「サービス貿易がそれほど通貨流動性を求めいていないからだ。すなわち、あまり外部資金への依存度がそれほど高くないからだ。その上で、保護貿易主義が貨物貿易分野より少ないからでもある」と説明しています。
「サービス業は多くの面で工業より優位性を持っている。また、サービス業は知識や技術移転にもルートを提供する。そのため、発展途上国が全世界の技術開発からメリットを獲得しており、通信業や小売業、銀行業、それにIT業の成長が促された。現在、サービス業は全世界の経済成長の原動力になっている」と語りました。
世界金融機構の観点について、中国の陳徳銘商務相は賛同しました。陳商務相の話によりますと、2008年中国サービス貿易の輸出総額は1465億ドルに達しました。1982年から2008年までの26年間、中国のサービス貿易の輸出は年平均17%のスピードで伸び続けています。中国は今後ともサービス貿易の成長促進に努めていく考えを表明しました。
「今後、中国は運輸や観光、建築などの分野の優位性を維持しながら、通信や金融、パソコン、出版、メディア、コンサルタントなどのサービス業の発展に力を入れいていく。それと同時に、中国はサービス業の輸入にも拡大し、今後5年間でサービス貿易の輸入額は累計して1兆ドルを超えるだろう」と述べました。
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