新華社通信によりますと、アメリカの経済誌「フォーブス」のサイトに掲載された記事は、中国市場研究グループ(CMR)のショーン・レイン氏の「人民元の切り上げ要求は間違いであり、これは中国経済の発展を妨げるだけでなく、アメリカ消費者の利益ひいては世界経済の回復に影響を及ぼす」と見解を載せています。
この記事は、「ノーベル経済賞受賞者のポール・クルーグマン氏は人民元の切り上げを要求しているが、人民元の切り上げは、中国製品の価格高騰を導き、アメリカ消費者の購買力を低下させる可能性があるので、アメリカの経済回復にとってはマイナス的要素となる。一方、中国の経済成長が減速すれば、アメリカの輸出も影響を受ける。アメリカが経済に対し構造的改革を行わない限り、人民元が切り上げられても、貿易赤字が縮小することはない」と主張しています。
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