アメリカのオバマ大統領は9日夜、アメリカを訪問中のイスラエルのネタニヤフ首相と非公式会談を行い、中東和平プロセスやイラン核問題などについて意見を交わしました。

　2時間近くの会談が終わった後、ホワイトハウス事務局が声明を発表し、会談ではイスラエルに対する安全上の約束をオバマ大統領が重ねて表明したほか、両国は一連の問題での安全協力について検討し、さらに中東和平プロセスとイランの核問題についても意見が交わされたとしています。

　報道によりますと、ネタニヤフ首相はこの会談についてはコメントは発表せず、10日に予定されていた記者会見を取り消したということです。（翻訳：ヒガシ）