日本とメコン地域の5カ国の指導者が参加する「日本―メコン地域首脳会議」が7日午前、東京で閉幕しました。会議では、協力強化を主旨とする「東京宣言」が採択されました。
宣言は「日本は、メコン地域を対外支援の重点とし、この地域、特にカンボジア、ラオス、ベトナムの3カ国を対象に政府開発援助を拡大し、今後3年間、この地域に総額5000億円の援助を実施していく」としました。
双方は、また、東アジア共同体の建設を長期的な目標とし、来年から関係の項目をスタートさせ、環境保護分野での協力を強化していくこと、また国民、特に青少年の交流を拡大していくこと、今後3年ごとに日本で首脳会議を開くことなどが約束されました。
さらに会議では協力行動計画が制定され、インフラ建設や地域経済制度の確立、地域の安定及び文化遺産の保護などの10の分野に及んでいます。(藍、金井)
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