会員登録

中国 ガス排出削減対策で先進国との差強調

2009-11-05 18:38:30     cri    

 中国外務省の馬朝旭報道官は5日、北京で開かれた定例記者会見で、温室効果ガスの排出削減問題について、途上国の排出削減と先進国の数量化された排出義務との間に本質的な違いがあるとの考えを示し、「これは『国連気候変動枠組条約』の基本原則、とりわけ『共通だが差異ある責任』の原則及びバリ・ロードマップの関連規定に合致するものだ」と指摘しました。

 アメリカの気候変動問題特使はこのほど、中国の行動はアメリカが呼応することの前提だと話しました。これを受け、馬朝旭報道官は温室効果ガスの排出削減問題において、発展途上国と先進国の事情の違いを指摘し、「中国とアメリカの発展段階や経済のレベルに大きな格差がある。先進国は気候変動問題に対して歴史的責任があり、率先して大幅な排出削減をし、途上国の気候変動に対して資金、技術とエンパワーメントの面で支援していく必要がある。途上国は持続可能な発展の枠組下で、適度な排出削減に乗り出していく。これが国際社会の共通認識で、『国連気候変動枠組条約』のコアの内容でもある」と表明しました。

 馬朝旭報道官はさらに、中国政府は気候変動問題を極めて重視することを強調し、「中国は真摯な態度でのぞみ、明確な目標を有し、しっかりとした措置を講じている」と紹介しました。(翻訳:Yan、村田)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS