10月14日は「世界標準化デー」です。中国国家標準化管理委員会の紀正昆議長はこの日新聞「中国品質報」に文章を載せ、「中国は標準化という手段によって気候変動への対応を主張し、標準化の強化を通じて、省エネと排気ガスの排出量を削減していく」と述べました。

　今年の「世界標準化デー」は『世界気候変動ねの標準化対応』をテーマにしています。紀正昆議長はその文章で「中国は省エネと排気ガスの削減、および循環経済の標準システムを整備を強めていく。省エネと水の節約、新エネルギーと再生エネルギー、鉱産物資源の綜合利用、クリーン生産などの分野の国家標準の制定を推進していく。また、地方と企業の省エネと排気ガス削減の標準化を指導し、テスト的な循環経済プロジェクトの実施を推進していく。同時に、この面における国際的な交流と協力も強化していく」と述べました。

　ここ数年、中国は消耗の高い製品の生産制限、製品の効能、エネルギー計量などについて46項目の国家標準を定めました。それは電力、鉄鋼、有色金属などの分野に及んでおり、また、水や資材、再生エネルギーなどに関する80項目余りの国家標準をも定めています。（翻訳：トウエンカ）