世界銀行は4日、最新の『中国経済四半期報告書』を発表し、「大規模な景気刺激策によって、今年、中国経済の成長率は8.4%になる見込みだ」としています。
報告書によりますと、外需の減少により、今年1月から9月までの中国の輸出額は去年の同じ時期より3.6ポイント減りました。しかし、政府の刺激策によって、内需と国内投資が徐々に回復し、この内需の成長が輸入を促したということです。
報告書はさらに、「当面、一部食料品の価格がやや上昇したものの、世界経済と中国経済の現状を考慮すると目下のところ中国にはインフレの恐れはない」としています。
報告書は2010年の中国経済を予測し、「来年の輸出は今年より2%伸び、不動産投資の経済成長への推進作用がさらに増大し、政府主導の投資の経済成長への貢献度は減少する見込みだ。いずれにしても、2010年、中国経済は引き続き強い成長を見せ、GDPは8.7%に達する見通しだ」としています。(11/04 翻訳者:Lin チェッカー:金井)
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