中国外務省の馬朝旭報道官は3日、北京での定例記者会見で「胡錦涛国家主席は、マレーシア訪問期間中、マレーシアと文化、教育など多くの分野での協力文書に調印する」と述べました。

　これについて、馬朝旭報道官は「今回のマレーシア訪問は、胡錦涛国家主席にとって初めての国家主席としての正式訪問である。中国国家主席として15年ぶりのマレーシア訪問でもある。訪問期間中、胡錦涛国家主席はミザン国王と会談する。そして、ラザク首相と2国間関係やともに関心を寄せる国際問題と地域問題について意見を交換する」と述べた上で、「今回の訪問は両国関係の推進に非常に重要な役割を果たすと信じている」と述べました。

　なお、胡錦涛国家主席はマレーシアのミザン国王とシンガポールのナザン大統領の招きに応じて、10日から13日にかけて、両国を正式訪問します。（朱丹陽）