中国初の海外駐在外交官の階級と管理制度に関する専門的法律『駐外外交人員法』が31日に発布され、実施は来年1月1日となっています。

　この法律は世界各国の法律を参照し、中国各界の意見を幅広く取り入れて制定しました。海外駐在の外交官への管理をより規範的にし、彼らの権益を守って、海外駐在機構が法に従って責務を履行できるよう保障することを主旨としています。

　この法律によれば、配偶者が外国籍もしくは海外長期滞在資格者又は永住権を有する場合、この配偶者である外交官は海外駐在の対象外になるとしています。

　中国はこれまで170カ国と国交を樹立し、海外に約5000人の外交官が駐在しています。（翻訳：Yan）