WHO・世界保健機関は30日、新型インフルエンザワクチンの接種は安全で、接種後の反応は普通のインフルワクチンとほぼ同じで、正常の範囲内だと強調しました。

　27日から29日にかけてWHOの専門家委員会はジュネーブで会議を開き、新型インフルエンザ用ワクチンの供給や、臨床実験の結果、安全性などについて討議しました。その後、WHOは声明を発表し、会議の内容を発表しました。

　発表では「新型インフルエンザ用ワクチン接種後の反応について調査を行った結果、異常な副作用はないことが分かった。副作用が起きた報告も一部あったが、それは季節性インフルエンザ用ワクチン接種の反応とほぼ同じで問題ない」としています。（藍、金井）