中国における自然科学研究とコンサルティングの最高機関である中国科学院の路甬祥院長は北京で30日、中国科学院は国の大局や長期の発展における基礎的、戦略的、将来の重大な科学技術問題の解決に尽力し、世界における中国の科学技術の競争力を高め、2020年までに世界で影響力のある一流の国家研究機構をめざすと話しました。
路院長はこの日に行われた中国科学院創立60周年の記念パーティーで、「60年来、中国科学院は基礎研究、戦略的なハイテク研究などで多数の成果を手に入れた。高性能コンピューター、青海・チベット鉄道、有人宇宙飛行と月探査などの分野に代表された一連のコア技術をクリアし、国の経済と社会の発展に重要な貢献をした」と述べました。
路院長はまた、「今後10年、中国科学院は将来の発展に重要な影響を与える先端的な学際学科を育て、一流の科学技術の研究者とリーダーになる人材を育成し、国のマクロ的な政策決定における科学技術の力を大幅に高めていく」と強調しました。(翻訳:Yan)
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