中国の習近平国家副主席は21日午前、ベルギーやドイツ、ブルガリア、ハンガリー、ルーマニアの欧州5カ国に対する歴訪を終え、特別機で北京に戻りました。

　習副主席は訪問期間中に、5カ国の指導者とそれぞれ会談し、経済、文化、教育など各界の友好人士と幅広く話し合い、2カ国間経済貿易シンポジウム、企業家商談会、座談会、食事会および中国とルーマニア国交樹立60周年シンポジウムに出席し、重要な講演を行いました。また、EU・欧州委員会のバローゾ委員長とも会談しました。

　習副主席に同行した張志軍外務次官は訪問後の記者会見で、「今回の訪問は実り豊かな成果を収め、中国とこれら5カ国との政治信頼、友情、文化、人的交流を一段と強化し、実務的な協力を推進した。そして、国際金融危機への対応、気候変動などの問題における中国の政策と立場および、新中国建国60年来の発展状況を全面的に説明した。今回の訪問は中国と欧州関係の広範囲な発展を推進した成功を収めた友情の旅であり、協力、また文化交流の旅でもあった」と述べました。（翻訳：トウエンカ）