第6回中国―ASEAN(東南アジア諸国連合)博覧会が20日、中国南の南寧市で開幕しました。
この博覧会には4600の展示コーナーが設けられ、80回以上の貿易商談会などが行われますが、これらの数では、これまでの最高を記録しています。
博覧会では、ASEAN 諸国の展覧コーナーが3割を占め、ラオスやタイなど6カ国は特別に展覧館を借りて、農業や金融サービスコーナーを始めて設けています。
ASEANのスリン・ピッスワン事務局長は「今回の博覧会はこれまでより重要な役割を果たすだろう。2010年1月に出来る中国・ASEAN自由貿易区が世界最大級の自由貿易区となり、これが19億人に恩恵をもたらすだろう。この地域の生産額などはGDPを含めて6兆ドル近くに達する見込みだ」と述べました。
なお、中国―ASEAN博覧会は2004年から始まったもので、これまで5回の博覧会の貿易取引額はあわせて65億ドル、投資協力契約額は286億ドル余りに達しています。(翻訳:トウエンカ)
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