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中国農業省、「中国の乳業界は立ち直りつつある」

2009-10-16 21:26:30     cri    

 中国農業省乳業管理弁公室の王俊勛主任は北京で16日、「この1年間の措置により、中国の乳業界は立ち直りつつある」と述べました。

 乳幼児用の粉ミルクから基準値を超えたメラミンが検出された昨年の事件により、中国の乳業界は深刻な打撃を被りました。これを受けて、政府の多数の部門は共同で対策に乗り出し、乳業界の整備や、生産から出荷までの全工程に対するモニタリングを行いました。さらに、製造者向けの技術研修を行い、操作マニュアルと衛生マニュアルを制定しました。

 王主任は乳業界立て直しの見通しに関する記者会見で、「一連の措置により、今年3月から国内の乳牛保有頭数は6ヵ月連続で前の月を上回っている。原料乳の買付価格も基本的に安定しており、飼育農家の赤字額もいくらか減少している」と述べ、中国の乳業界は立ち直りつつあるとの見解を示しました。

 さらに、「1年余り、モニタリングを行ったが、中国の原料乳の品質は良好である。基準値を超えたメラミンは検出されておらず、その他の不法添加物も検出されていない。関連部門がこれからも、引き続き監督・管理を行い、乳製品の品質を保証していく」と述べました。(翻訳:Yan、田中)

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