全国人民代表大会常務委員会は25日、気候変動問題に対する中国の考えや対策についての決議案を提出し、初の審議入りすると見られます。

　気候変動への対策を理由にし、行われている貿易保護などに強く反対する中国の立場を鮮明にしました。

　省エネルギーと二酸化炭素排出削減の強化、気候変動に対応する能力の向上、科学技術を十分に発揮することなどが含まれています。

　さらに「中国は気候変動分野における国際的な協力活動に積極的に参加し、『気候変動枠組条約』や『京都議定書』など原則を堅持し、持続可能な発展に力を入れる」と強調しました。（万、村田）