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温首相、6ヵ国協議の再開を期待

2009-10-10 19:05:18     cri    

 第2回中日韓首脳会合が10日午前、北京で開かれました。会合の後、中国の温家宝首相、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領、日本の鳩山由紀夫首相が記者会見を開き、その中で、温首相は「6ヵ国協議再開のため、各関係方面はチャンスをつかんでほしい」と話しました。

 温首相は4日から6日にかけて、朝鮮に対する公式訪問を行い、訪問期間中、朝鮮半島の核問題について、朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長との会談を数回開きました。これについて、温首相は記者会見で、「朝鮮が、6ヵ国協議で朝鮮核問題を解決することへの対応は適切だ。6ヵ国協議に反対せず、二ヵ国間と多国間の対話を通じて関連問題を解決することを期待している。我々は、このチャンスに直面している今、6ヵ国会談の再開を実現するため、建設的な努力をすることが必要だ」と述べました。

 また、「二ヵ国間対話が6カ国協議の枠組み内に含まれているのは、矛盾ではなく、互いの促進のためだ。中国は、各関係国が二ヵ国間対話を通じて双方の理解を深め、信頼を促進することを支持する」と述べました。

 さらに、温首相は「中国、日本と韓国3ヵ国は東北アジアの国家で、6ヵ国協議の参加国でもある。東北アジア地域の長期的な安定と平和を維持し、朝鮮半島の非核化の実現は我々が共に関心を寄せている問題だ。中日韓3ヵ国は共に、対話と協議を通じて平和的解決をすることを認識した。6ヵ国協議の再開をいち早く実現し、地域内の平和と安定に積極的な貢献をしたい」と述べました。(万、丹羽)

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