香港の全ての小学校、幼稚園、保育所、及び学齢前の児童教育機関は12日から25日にかけて休校することになりました。休校期間中、全ての集団活動と課外活動がキャンセルとなり、約50万人の児童が休校となります。

　香港のメディアによりますと、香港の聖保禄学校の同じクラスの児童12人が感染源が不明の新型インフルエンザに感染したということです。これを受けて、香港特別行政区政府の曾蔭権行政長官は11日、インフルエンザ監督委員会会議を主宰した後、「香港で集団的な感染が確認された。政府側は、遅くても23日に予定通りに授業再開するかどうかを発表する。現在、中学校はすべて休校する必要はない」と明らかにしました。

　11日までに、香港では合わせて63人の新型インフルエンザの感染者が確認されました。（Katsu/大澤）