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中国、全国民族団結進歩表彰大会を開催

2009-09-29 20:29:22     cri    

 民族の団結に貢献した団体や個人を表彰する第5回全国民族団結進歩表彰大会が29日、北京で開かれました。 中国共産党の総書記でもある胡錦涛国家主席が大会に出席し、重要な演説を行いました。胡錦涛主席は、「中国は平等、団結、助け合いの社会主義民族関係の発展を絶えず推し進めていく。それとともに、各民族が改革・発展の成果を分かち合えるよう、民族地域への保障と国民生活の改善を加速していく」と述べました。

 胡錦涛主席は、「この60年間の経験をまとめると、民族問題の実情を踏まえて、中国の特色ある民族政策を堅持してきたということに尽きる」と述べた上で、「これまでの事実により、民族問題の解決に向けた中国の取組みや政策が正しかったと証明されている。民族自治制度の実施も正しい選択であった。これらの政策を引き続き充実化していく必要がある」と強調しました。

 また、「少数民族と民族地域の発展を加速させることが重要である。より効果的な政策を実施し、各民族の根本的な利益を維持していく」との考えを示しました。

 さらに、「一人一人の国民に民族団結進歩事業の建設者であることを自覚させなければならない。そのためには、法律に対する意識を高め、国家法律の違反、民族団結や社会秩序の破壊、および民族を分裂する行為と闘っていく必要がある」と述べた上で、民族事業部門の建設を強化し、民族事業を規範化するよう各レベルの共産党委員会および政府に求めました。

 なお、改革開放以来、中国国務院は、1988年、1994年、1999年、2000年に4回の全国民族団結進歩表彰大会を行い、およそ2400の団体に「模範団体賞」を、2500人余りに「模範賞」を授けました。今回の大会では過去最多の739団体と749人が受賞しました。(万、田中)

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