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中国、「朝鮮とイランの核問題を平和的に解決」と主張

2009-09-10 10:03:59     cri    

 IAEA国際原子力機関理事会が8日と9日、朝鮮とイランの核問題をめぐって議論を展開しました。中国の代表は、「朝鮮とイランの核問題は交渉と対話を通じて平和的に解決すべきだ」と主張しています。

 IAEA国際原子力機関の胡小笛中国常駐代表は、朝鮮の核問題について中国政府の立場を示した際、「朝鮮の核問題は対話と交渉、政治と外交手段を通じて、平和的に解決しなければならない」と強調し、「6ヵ国協議が朝鮮の核問題を解決する実行可能な場である。関係側がこの場を引き続き守り、活かす必要がある」と呼びかけました。

 イランの核問題について胡小笛氏は「これは、国際核拡散防止体制の有効性、『核拡散防止条約』の締結国が平和的に原子力を利用する権利や地域の平和と安定など複数の問題に関わっている。中国政府は、対話と交渉を通じてイランの核問題を平和的に解決したほうが関係側の利益に合致するという立場を一貫して堅持している」と述べました。

 胡小笛氏はさらに、「イランが新たな包括的な解決案を打ち出すと示し、関係国の6ヵ国も交渉を通じて、イランの核問題を解決する決意を重ねて表明した。イランの核問題を平和的に解決する可能性がまだある」とし、「中国が国際核拡散防止体制の維持、それに地域の平和と安定の維持にずっと取り組んでいる」と強調しました。(翻訳:KH)

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