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発展途上国、国際金融経済システムの全面改革を呼びかけ

2009-09-29 10:11:27     cri    

 スーダン大統領顧問のガジ・サラ・エディン・アタバニ(Ghazi salaheddin el-atabani)氏は28日、国連総会の一般討論で、発展途上国の77カ国グループと中国を代表して演説した際、国際金融経済システムの全面的改革、および発展途上国の発言権と決定権の強化を呼びかけました。

 また、アタバニ氏は「国際経済と経済システムの不透明性、及び政策の制定と実施において、発展途上国の意志が重要視されていない状況は、当面の国際経済と金融危機を悪化させる重要な原因の一つだ。そのため、国際金融経済システムを全面的に改革し、発展途上国の国際金融機関での発言権と決定権を強化しなければならない」と述べました。

 さらに「77カ国グループと中国を代表して、金融危機でひどく影響を受けたアフリカ諸国や、最も遅れている国に関心を持っている」とした上で、金融危機における責任を負い、発展途上国に必要な資金の支援を提供すると共に、債務の減免と貿易障壁の取消しを支持するよう先進国に呼びかけました。(Katsu/吉野)

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