アメリカのオバマ大統領は19日、定例記者会見で「ピッツバーグで行う予定のG20サミットで、各参加国の首脳は国際金融市場の監視と管理の強化について重点的に論議する」と述べました。

　オバマ大統領は、「4月に、開かれたロンドンG20サミットは大きな成果を収めた。経済が急速に冷え込むことを抑え、国際金融危機に対応したことは重要な意義があった」と述べました。

　また、「我々の仕事はまだ残っている。経済の復興や雇用チャンスの創出などに力を尽くさなければならない。また、金融危機を繰り返さないため、金融に対する監視管理を強化していくべきだ」と述べました。（万、村田）