アメリカのクリントン国務長官は18日、「アメリカは外交手段によってイラン核問題を解決するよう希望する。しかし、イランはアメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランス、ドイツの6カ国と来月1日に行う会談の中で、この核問題について協議しなければならない」と改めて強調しました。
クリントン国務長官はアメリカのシンクタンクであるブルッキングス研究所で演説した際、「イランは核問題の解決に関する6カ国の提案と要求の受け入れを考えなければならない」と述べました。
またアメリカの新聞『ワシントン・ポスト』のウェブサイトによりますと、アメリカは新しい報告の中で「イランが遠距離ミサイルを持つ可能な時間は、これまでに予測した2015年より3年から5年、遅れるだろう」としています。この結論はオバマ大統領が17日東欧地域におけるミサイル防衛基地の設置計画を放棄した理由となっています。(翻訳:玉華 チェック:吉野)
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