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トルクメニスタンとロシア、天然ガスの輸送を再開

2009-09-14 11:55:01     cri    

 トルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領が13日、カスピ海の沿岸都市トルクメンバシで、ロシアのメドべージェフ大統領と会談を行い、両国間のエネルギー協力について意見を交換しました。

 会談の中で、両国の大統領は、トルクメニスタンがロシアに対して天然ガスの輸送を再開し、その輸出価格を国際市場の取引価格を参考にすることで合意しました。しかし、トルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領は、「今年4月にトルクメニスタン国内の中央アジア・中央ガスパイプラインで爆発事故が発生し、ガス輸送が中断した。その修理とメンテナンスに時間がかかるため、ガス輸送を再開する日時は、今の段階では決めにくい」と指摘しました。

 会談後、双方は、ロシア側がカスピ海域の大陸棚21番エリアで石油採掘を行うことに関する協定を結びました。これについて、ロシア側は、「来年始めに採掘作業を開始する」と紹介しました。初期段階での統計によると、このエリアの石油貯蔵量は1億6000万トンに達し、天然ガスの貯蔵量は600億立方メートルを超える見込みです。

 今年4月、トルクメニスタン国内では、ロシアへ天然ガスを輸出する中央アジア・中央ガスパイプラインに爆発事故が発生し、対ロのガス輸送が中断しました。トルクメニスタン側は、ロシアのガスプロム社が事前に報告せず、ガス輸入を急減したことが事故を招いた主な原因だとし、両国間のガス供給協定に違反したと非難しています。その後、トルクメニスタンはロシアへのガス輸送を全面的に停止しました。(翻訳:KH)

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