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呉委員長「他国のチベット支援は内政干渉」

2009-09-11 11:58:59     cri    

 アメリカを訪れている全人代・中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は現地時間の10日夜、ワシントンで「国と国の間に一部の問題に関して異なる見方や意見の食い違いが存在していることは理解できる。しかし、そのことが協力を妨げる障害となったり、他国の内政に干渉し、発展を抑制する理由になったりしてはいけない」と指摘しました。

 これは呉委員長がアメリカ商工会議所などの団体が催した夕食会で演説した際、述べたものです。呉委員長は「中国は国際関係の民主化を推進し、世界の多様性や各国の国民が発展の道を自主的に選ぶ権利を尊重している。また、他国に干渉せず、自らの考えを人に押し付けない。中国は宗教や言論の自由を口実として、『台湾独立』や『チベット独立』など分裂勢力を支援し、中国の内政に干渉することに反対する。中国は平和共存五原則を基礎に他の国々と友好協力を増進させたい」と述べました。

 呉委員長はまた「主権と領土を尊重し合い、それぞれの利益に配慮することは、中国が他の国および国際組織と関係を樹立、発展するための政治的な基盤である。このような主張はこれからも変わらない。また、中国が平和発展の道を歩むことは、政府と国民が時代の流れ、そして自らの根本的な利益に基づいた戦略であり、永遠である」と語りました。(翻訳:ZHL)

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