中国商務省の高虎城商務次官は6日北京で、「中国とASEAN・東南アジア諸国連合の自由貿易区をめぐる商談がほぼ成約した。来年構築されるこの自由貿易区が、中国とASEANが協力して国際金融危機に対応する場となる」と述べました。
高虎城商務次官が定例記者会見で、「中国とASEANは2004年と2007年に、『貨物貿易協定』と『サービス貿易協定』にそれぞれ調印して以来、中国とASEANの間で、5000種類を超える商品の関税が下げられ、60以上の関連機構がWTOの市場開放水準を上回る確約をした。今年8月に、中国とASEANが自由貿易区の『投資協定』を結んだことは自由貿易区の構築をめぐる商談がほぼ成約したことを表している」と述べました。
中国・ASEAN自由貿易区は中国と海外が構築する初めての自由貿易区で、ASEAN全体にとっても初めてとなります。区域内の総人口は19億人に達し、発展途上国からなる最大規模の自由貿易区です。(翻訳:KH)
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